【はじめに】
このたび、九州で2回目となる「スフィア・スタンダードの研修会」を開催します。
内閣府の避難所運営ガイドラインに参考にすべき国際基準としてスフィアスタンダードが紹介されていることをご存知でしょうか。2011年東日本大震をきっかけに、スフィア・スタンダードは日本に広まりつつあります。この基準は、災害の支援の内容を問わず、支援をする人が1人でも多く知り、実践することで「傷つけない支援」が行われることで、避難をした人に、「被災したんだから」という理由で理不尽な我慢をさせないことを目指しています。
行政・NGO/NPO・学校・自治会・企業等、色々な立場で今まで災害支援に携わられてきた方も、災害支援には興味はあるけどまだ分からないことがたくさんという方も、楽しくそして深く知識とスキルが身に付く研修です。
宮崎県は、南海トラフ地震で九州でもっとも被害が大きく想定されている県です。約100万人の人口である宮崎県は、被災1か月後でも8万4千の人々が避難をしていると想定しています。東日本大震災では9か月、熊本地震でも6か月間という長い間、多くの人は避難所やテントなどでの不自由な生活を送りました。
みなさん、2日間で「傷つけない支援」ができるようになりませんか?
前回開催の様子はこちらから御覧ください
11月25・16日開催報告: https://psych-n-uom.jimdo.com/180110/
【対象】
- 行政・NGO/NPO・学校・自治会・企業等、災害支援に携わってきた方
- 災害支援に関心はあるが、何から始めていいのかわからない方
【スフィア・スタンダードとは?】
スフィア・スタンダードには、避難所、要支援者の方たち、トイレのこと…さまざまな分野毎に、すべての被災者が、安心・安全な生活を送るために必要な、最低基準が書かれており、平時の防災計画から、緊急・復旧対応まで、広く活用ができます。
今回の研修では、今の宮崎の情報を入れ込んだシミュレーションを体験しながら、楽しく、そして深く、スフィア・スタンダードを含めた災害支援について学んでいきます。
*本トレーニングは、支援の質とアカウンタビリティに関するトレーナー養成研修を修了したトレーナーが行う研修です
*「支援の質とアカウンタビリティ」について: https://jqan.info/quality/
【日時】
2018年5月12日(土) 9時半から17時半
2018年5月13日(日) 9時半から17時
*このコースは2日間を通して行われるコースです。全ての日程を修了した方にのみ修了証をお渡しします
【場所】
宮崎大学医学部清武キャンパス
総合教育研究棟 5階 精神看護学演習室
〒889-1601 宮崎県宮崎市清武町木原5200
駐車場は外来駐車場にお停めください
駐車券を会場にお持ちいただければ無料化します
【定員】
25名
*応募者多数の場合は、職種のバランスを考慮して調整することがあります
【参加費】
10,000円
*スフィア・ハンドブック、ほか各種テキスト、2日間の弁当代 込
【申し込み】
申し込みは、ページ下部の申込みフォームよりお申込みください
申し込み確認後、4月13日までには受講決定のお知らせをいたします
【主催・共催】
宮崎大学精神看護学分野・精神医学分野
【お問い合わせ】
宮崎こころの構え研修会 事務局
miyazakikokoronokamae@gmail.com(みやざきこころのかまえ)
【ポスター】
【申し込み】
申し込みは、下記申込みフォームよりお申込みください
申し込み確認後、4月13日までには受講決定のお知らせをいたします